我が家の息子は中学2年生。
中学生になっても親子仲良くしている方だと思っていますが、少しずつ親離れしていく感じが嬉しくもあり、寂しくも感じています。
そんな息子への中学生の進級祝いとして「AirPods第3世代」をプレゼントしていた我が家。
中学生にもなると、友人たちとNintendo Switchのオンラインゲームで遊ぶときに、スマートフォンでLINE通話しながら遊んでいたりします。ゲームをしながらLINE通話するにはAirPodsは必需品のようで、今となっては息子には欠かせない存在となっています。私の子供の頃では考えられない環境に驚きを隠せません。
そんな中、数年前から私が所持していた「Airpods第2世代」が、片耳が少し音が聞こえづらくなったり、フル充電したあとでも、1回の使用時間30分程度しか利用できなくなってしまっていました。
すると息子からこんな一言が

お年玉でAirPods Proを買おうか迷ってるんだけど

どうして?

AirPods Proを買ったら、お父さんに僕が使ってるAirPodsを貸してあげれるかなって思ったんだ。

そんなこと考えてくれてたんだね(涙)でも、大切なお年玉だから自分が必要なことに使ってね。
そんなやり取りがあった後に、息子自身がスマートフォンでAirPods Proのことをいろいろと調べるうちに興味をもったようで、自分のお年玉で買いたいということで家電量販店に出かけることにしました。
AirPods Pro第2世代とは

「AirPods Pro」 は、Apple が開発したワイヤレスイヤホンの中でも、ノイズキャンセリング・音質・フィット感・耐水性など、完成度の高いモデルになります。

毎度ながら、同梱物はAipods Pro本体、充電ケーブル、イヤーチップといったApple製品ならではのシンプルで洗練された内容。

付属の充電ケースから取り出し、耳に装着するだけでデバイスと接続でき、一瞬にして音楽を楽しめるパフォーマンスがポイント。もちろん「Siri」というiphoneやipadに搭載された音声認識で、音楽の再生や通話などをアシストする機能にも対応しています。

付属の充電ケーブルは、接続がどちらもUSB-Cになっており、ケーブル自体は編み込みメッシュ仕様でこれまでのケーブルの素材よりも強度が増している気がします。
また、ワイヤレス充電できる「MagSafe充電ケース」なので、Qi規格の充電器でワイヤレス充電も可能な仕様になっています。

AirPods Pro はカナル型(耳の穴にフィットするタイプ)のイヤホンなので、付属のシリコーン製イヤーチップは、フィット感の好みに合わせて、XS・S・M・Lの4種類から選ぶことができます。

耐汗・耐水性能があるため、運動時や小雨程度なら問題なく使用可能。
AirPods Pro 単体で約 6 時間使用でき、ケース込みで 最大30 時間のバッテリーが持つ利便性は十分な内容。
AirPods Pro第2世代とAirPods第3世代を比較

左がAipods Pro第2世代、右がAirPods第3世代になります。
充電ケースのサイズ感はAirPods Proの方が横幅が大きくなります。

本体自体の大きさは、あまり差がありません。

AirPods Proの方がイヤーチップ分だけ大きくなる程度でしょうか。
【比較表】
機種 | AirPods Pro (第2世代) | AirPods (第3世代) |
価格 | 約35,000円 | 約26,000円 |
ノイズキャンセリング | ◎ あり | × なし |
外部音取り込みモード | ◎ あり | × なし |
音質 | ◎(適応型EQ) | ○(適応型EQ) |
空間オーディオ | ◎ あり | ◎ あり |
耐水性能 | IPX4(耐汗・耐水) | IPX4(耐汗・耐水) |
バッテリー | 最大6時間(ケース込み30時間) | 最大6時間(ケース込み30時間) |
充電方法 | MagSafe, Lightning, Qi | MagSafe, Lightning, Qi |
フィット感 | カナル型(イヤーチップあり) | インナーイヤー型 |
使用した印象
中学生の息子にAirPods Proを使用させる際に気になっていたこととして、イヤホンを装着した際に外部の音が聞こえなくなることが一番の心配でした。
アクティブノイズキャンセリング機能は、外部の環境音や話し声などの雑音を大幅に軽減し、音楽や動画に集中しやすくなりますが、物音に気付かないで事故に遭うようなことにならないかが、親としては心配になります。
しかし、「外部音取り込みモード」を使用するとイヤホンをしたまま周囲の音を自然に聞くことができるので、駅のアナウンスを聞いたり、会話をしたり周囲の音が聞こえるため安心しました。

スマートフォンの画面で、オーディオモードをスライド操作でストレスなく切り替えできるところがポイントですね。
もちろん、音質や本体のフィット感は言うまでもなく、これまで使用してきたその他のAirPodsシリーズよりも性能の違いは十分に感じられる印象です。
まとめ
◎ メリット
- ノイズキャンセリングが優秀で、騒がしい環境でも集中できる
- 外部音取り込みモードが自然で便利
- 軽量でフィット感が良く、長時間でも疲れにくい
- Apple 製品との連携がスムーズ(H1 チップ搭載)
- ワイヤレス充電対応で利便性が高い
△ デメリット
- 価格が高め
- バッテリーの劣化が気になる(2 年程度で交換が必要になることも)
- 風が強いと外部音取り込みモードで風切り音が入る
こんな人におすすめ!
- 電車・飛行機での移動が多い人 → ANC で騒音を大幅にカット
- Apple 製品をよく使う人 → iPhone や Mac との連携がスムーズ
- リモートワークや通話を多用する人 → マイク性能が良く、外部音取り込みモードで会話しやすい

中学生が使用するには、外での使用方法を約束することが一番だと思います。高価な商品なので、紛失や故障に対応できるよう考えることも重要な点ですね。
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